今年の行政書士試験は行われるのか??
一昨日のブログを書いているときに行政書士試験受験生時代のことを思い出したので、そういえば今年の試験は行われるのだろうかと、久しぶりに一般社団法人行政書士試験研究センターのホームページをのぞいてみると、感染予防対策を十分に取った上で、例年通り11月の第2日曜日に開催されるようです。年に1度の試験なので、初めて受験される方も、続けて受験されている方も、自分のペースを持って試験勉強されているでしょうし、例年通りの日付で開催されるのはいいことだと思いました。
実は、試験会場にいる監督員は、みんな現役の行政書士なんです。毎年行政書士試験研究センターから委託を受けて、前日と当日の2日間だけセンターの職員として試験が適正に執り行われるように目を光らせながら、終わった後の天神・博多での一杯を楽しみにしながら、みんな働いています(けっこうイイ額の日当がもらえます)。
私も昨年の試験の監督員に選ばれて、5年ぶりに福工大のキャンパスに行きました。受験生時代は何度この坂を肩を落として歩いただろうかと、無事に試験が終わった後、支部の後輩の行政書士と並んで歩く帰り道に思いました。
今年は一体何名が受験し、合格し、我々の後輩になるのか。昨年秋の臨時国会で改正行政書士法が成立し、来年6月以降行政書士法第1条の目的の規定に「国民の権利利益の実現に資する」という文言が入るようになります。身近な街の法律実務家として、ますます身の引き締まる思いです。
参考
一般社団法人行政書士試験研究センターホームページ → https://gyosei-shiken.or.jp/