成年後見の制度が活用しやすくなる?自筆証書遺言の本文もパソコンで作成可能に?
成年後見制度の利便性の向上と遺言書作成のデジタル化への対応に向け、法務省が本日法制審議会に諮問を行ったとニュースになっていました。
成年後見制度。たしかに。利用者本人の立場になって考えてみると、本当に使いづらそうだなあと感じます。自筆証書遺言の本文は本人の自書じゃないとダメだという点も。成年後見制度については、再来年までの民法改正を視野に入れた検討が始まるようです。期間限定のスポット的な利用が可能になれば、利便性は向上するのかもしれません。
自筆証書遺言については、例えば本文の作成がパソコン等でも可となった場合、どうやって遺言者本人が作成したものか確認するのかという点が気になります。ちょっと前に流行ったブロックチェーン?NFT?が活用されるのでしょうか・・・?いずれにしても、時代に合わせた制度のアップデートは必要だなあと感じたニュースでした。
日テレNEWS NNN(ヤフーニュース) 「成年後見制度」利用期間限定など制度見直しへ 遺言書のデジタル化検討も 法制審に諮問 法務省 → https://news.yahoo.co.jp/articles/23616661be0b38d55f9ffa47289b3cf9cbaa3515
法務省ホームページ 審議会 → https://www.moj.go.jp/shingikai_index.html