受験生の皆さま、本試験お疲れ様でした。
今日は、令和5年度の行政書士試験(本試験)の日でした。福岡県では久留米大学の御井キャンパスにて試験が行われました。
今日の夕方以降にはもう資格の専門学校が解答速報をインターネットで公表するはずで、早速自己採点を行う方もいらっしゃるでしょう。本試験の日になると、受験生時代に当日夜に自己採点を行い、2年連続で一般知識の足切りで即落胆したことを思い出します。今となってはいい思い出ですが、、さあ切り替えて次年度の試験勉強を!という気持ちになかなかなれるものではありませんでした・・・それにしても合格発表のある来年1月下旬まで、長いですよね(^^;)
行政書士試験は特に受験資格に制限が無いので、独立開業を目指す方の他に、高校生や法学部の大学生の方、昇進試験のある公務員の方や法務部に務める会社員の方などが力試しに受験されるということも少なくないでしょう。また行政書士試験よりも試験の難易度が高い司法書士試験や、行政書士試験の合格者に受験資格が与えられる社会保険労務士試験の受験を考えている方もいると思います。
まずは今年受験された皆さま、本当にお疲れ様でした。そして特に、「合格したらすぐに開業したい!」とお考えの方、ここから本当の意味の勉強の始まりです。自分はこの業務を取り扱いたい、ということが明確に決まっている方は、早速業務に関連した実務書を揃えて実務の勉強を始めると良いでしょう。どういった業務を行いたいのか特に決めていないという方は、これまでの経歴を何かしら活かすことができるかもしれません。建設会社に勤めていた方が建設業関係に特化した業務を行っていたり、警察のOBの方が告訴状・告発状の作成や風営法関係に特化した業務を行っていたり、製薬会社や化粧品メーカーに勤めていた方が薬機法関係の手続きを行っていたりと、この他にも日本全国様々な”独自色”を持った行政書士がいます。
紛争性の無い状況においては、士業の中でも広範な業務範囲を持つ行政書士の世界へようこそ。。。