産廃の収集運搬業の新規許可に係る収集・運搬課程の修了試験を受けてきました。
今日は、山口県山口市の総合保健会館にて、産業廃棄物収集運搬業の新規許可申請に係る講習会の修了試験を受けてきました。
産業廃棄物収集運搬業の許可の要件の1つに、申請者が「産業廃棄物の処理を的確に行うに足りる知識(及び技能)を有している」というものがあり、個人事業主であれば代表者等、法人であれば役員等が、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が行う講習会を受講したのち行われる試験を受けて修了証の交付を受けた者を上記の要件に該当する者としています。
昨年末に設立に関わった法人の社長から今年に入って新規に産廃の収集運搬業の許可の取得をしたいというご相談をお受けしていて、「誰が講習会の修了者となるか」という点がネックになっていたところ、私がお客様の法人の役員となり講習会の修了者になるという奥の手が実行されることになりました。
講習会の修了者は、建設業法に基づく建設業許可の要件である経営業務の管理責任者や専任技術者のような「常勤性」は求められていないということと、お客様の会社に専門家としてより深く入り込んでサポートができるということ、この経験が今後別の産廃業者からのご相談をお受けする際に自分にとってプラスになるだろうと考え1泊2日で山口市に出張してきました。
試験会場の山口県総合保健会館は、宿泊した湯田温泉のホテルから徒歩で10分ちょっとの距離にありました。昨夜ホテルの部屋でラストスパートをかけてテキストの重要事項のマーカーを引いた箇所を回しまくった効果がしっかり出て、自信満々で試験を終わらせ途中退室しました。
試験を終えた後は、気になっていた中原中也記念館へ足を運びました。この記念館、中原中也の生家である中原医院の跡地に建てられているようで、敷地内に「中原中也誕生之地」という石碑がありました。たしか中学生(か高校生)の国語の教科書に詩集在りし日の歌の中の言葉無き歌という詩が載っていて、この詩に触れて中也の独特の言葉のセンス(初期のサーカスという詩の「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」という一節はご存知の方も多いかと思います)と世界観が好きになりました。
中原中也記念館をじっくりと観たあとは、せっかく山口に来たからにはお昼に地元メシを食べよう!と思い、近くの長州屋というお店で瓦そばを食べました。濃いめのおつゆにもみじおろしとレモンを入れて、肉、錦糸卵、アツアツの瓦の上でパリパリになった麺をしっかり浸してお腹いっぱい瓦そばを楽しみました(^^♪
来週金曜には試験の結果がネットで公表される予定です。さあ次のステップへ。一つ一つ確実に進んでいきます。