貨物軽自動車運送事業に軽自動車が使えるようになる??【「貨物軽自動車運送事業における軽乗用車の使用について(概要)」意見公募手続】

 

軽貨物運送(貨物軽自動車運送事業)の規制緩和が進むことになりそうです。軽貨物運送の事業を行うには、貨物自動車運送事業法(第36条第1項)に基づき、これまで軽トラックや軽バン、バイクなどがその条件となっていましたが、今後使用できる車両について規定している国土交通省の通達の取扱いを変更することにより、軽乗用車を使用することができるようになるようです(10月にも新制度開始予定)。

 

出かけることなくスマホ一つで色んな買い物ができるようになった今の世の中ですが、その裏では運送業者の皆さまの日々の激務があっての賜物だと私は思っています。ネット注文の飛躍的な増加により配達すべき貨物が爆増し、業界の人手不足が顕在化した上での今回の取扱い変更なのでしょう。

 

軽乗用車も軽貨物運送を行えるようになることで、今後副業やスキマ時間で稼ぎたいと思う方が参入できるようになるのかもしれません。ただ、こうやって単純に担い手不足を解消するだけでいいものなのか・・・数日前このネットニュースが目に留まり、伊坂幸太郎の小説「ゴールデンスランバー」の運送業者岩崎英二郎のロックな言葉を思い出したのでした。

 

ヤフーニュース 8/30(火) 11:51 専業ドライバーに迫る危機! 軽乗用車「運送業解禁」で、子育て主婦がライバルになる時代到来か → https://news.yahoo.co.jp/articles/94d3f9cac8ecc0219203d280190a2880a218c123

 

e‐Govパブリックコメント 「貨物軽自動車運送事業における軽乗用車の使用について(概要)」に関する意見募集について → https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155220921&Mode=0

※明後日お昼まで意見公募手続中です。意見のある配送業者の方はこちらから!

 

 

 

 

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