民事訴訟の資料作成をChatGPTに任せたら、実在しない判例が引用された・・・?
アメリカのニューヨーク州の弁護士が、審理中の民事訴訟で使う資料を「ChatGPT」を利用して作成したところ、資料の中で存在しない判例を引用してしまったというニュースを見ました。
下記リンク先の日経電子版の記事への福井健策弁護士のコメントが全くその通りだな、と思いました。テクノロジーへの「妄信」は、特に法律を扱う仕事に従事している方々はやっちゃいけないでしょといういい例ではないかと思います。私はこのニュースを読んで、ヒップホップグループキングギドラの「ジェネレーションネクスト」という曲のZeebraのヴァースの「唯一進歩遂げるのは科学だけで 使う方はそう簡単に変わる訳ねぇ」というリリックが浮かんできました。。。
そう遠くない未来に来ると言われている「シンギュラリティ」ですが、私はこれからもヒトがヒトに対してできることは何かということを常に追求しつつ生きていこうと思います。
日経電子版 ChatGPTで資料作成、実在しない判例引用 米国の弁護士 2023年5月31日 6:54 → https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN30E450Q3A530C2000000/