建設業者と建設業者の架け橋に・・・?!

 

今年の始めに、建設業許可の新規申請について市内の法人様からご相談をお受けしていました。法人設立からまだ日が浅く、社内に経営業務の管理責任者の要件を満たす方がいなかったので、当初私からは「経営業務の管理責任者については社外から誰か招へいするか、役員の方で要件の年数を満たすまで許可の取得は保留にするしかない」ということをお話ししていました。

 

その後法人様は社外で誰かいないか探されることになったようですが、経営業務の管理責任者の選任に難航されていたようで、春ごろに一度進捗をお伺いしたときには「もしかしたらこの方になるかも・・・」という方がいらっしゃったようですが特にご連絡をいただくことも無く夏が来て、なかなか見つからないのかな・・・と気になっていました。

 

そんな中そういえば・・・と、私が一昨年に許可の更新申請を行った市内の個人事業主のお客様のことをつい先日思い出し、もしかしたら両者をお繋ぎすることで道が開けるかもしれない!とひらめいたのでした。この個人事業主のお客様、更新の理由が許可の期限のタイミングで許可が無いと請け負うことができない額の工事に着手されていたというもので、許可の更新は行ったものの、その後はご本人の年齢的な理由から元請業者から500万円以上の工事が下りてくることは無くなったということをお聞きしていました。

 

また、法人様が許可取得を検討している業種と、個人事業主のお客様が許可を持っている業種が同じだということもバッチリだと思いました。早速両者に連絡を取ってみると「ぜひ一度会ってお話をしましょう」ということになり、来週私も同席して面談を行う予定となりました。法人様にとっては選任に難航していた経営業務の管理責任者を決めることができるかもしれないチャンス、個人事業主のお客様にとっては、もし法人様の経営業務の管理責任者に選任されるということになれば、長いあいだ選手として最前線でご活躍された後、現場を引退して監督になるというようなイメージになるでしょうか。

 

こういう事業者同士のおつなぎも、行政書士らしい瞬間の1つだと思います。うまくいくといいなあ・・・

 

 

 

 

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