横須賀市の取り組み「わたしの終活登録」とは?

 

 

神奈川県横須賀市では、市独自の取り組みとして、平成30年5月より個人の終活に関する一連の情報を生前に市に登録しておく「わたしの終活登録」(終活情報登録伝達事業)という事業を行っています。

 

同市では近年引き取り手のない遺骨が増え続けていて、無縁仏を管理する市の納骨堂等の費用が年々かさんできていることに伴い、市の担当者が行政として事前に個人の終活に関する一連の情報を確認できる仕組みを作ろうと思い立ち、事業の開始に至ったそうです。

 

この話、先月に組織改革についての内容説明で当会の会長がくるめ支部の役員会に出向いて話をした時に会長が話をしているのを聞いて初めて知りました。とてもいい取り組みだと思います。

 

私の住んでいる糸島市では、介護・高齢者支援課がエンディングノートを作り、市役所や図書館等行政施設で無料で配布しています。内容はとても分かりやすく、必要な事項が一通り網羅されています。自分の人生の歩みを見直すためにペンを取ってみるのもいいと思います。ですが、エンディングノートには法的な拘束力はありません。

 

老後に配偶者を亡くしおひとりさまになってしまった後、エンディングノートを残しておいても、万一の場合に周りの方がその保管場所を把握することができなかったり、生前に準備していたお墓の場所がわからないということになれば意味がありません。

 

糸島市でも横須賀市と同様の取り組みはできないものかと思います。

 

話は変わりますが、当事務所では遺言書の作成支援を行っています。遺言書は大きく自筆証書遺言と公正証書遺言に分かれ、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

遺言書の作成をご検討の方、どうぞお気兼ねなく当事務所へお問い合わせください。

 

行政書士は、行政書士法第12条に守秘義務についての規定があり、ご相談者様・ご依頼主様から知りえた情報については法律に則って厳重に管理しています。

 

横須賀市ホームページ わたしの終活登録 → https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3014/syuukatusien/syuukatutouroku.html

 

 

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