スタートアップ促進?!公証役場における会社の定款認証の手数料が一部安くなります!

 

※特定目的会社についての説明は今回省略します。

株式会社を設立する際、法務局への設立登記の前に定款を作成し、公証役場にて公証人の認証を受けることが必須であり、この手数料の高額さがスタートアップの阻害要因となっていると言われてきました。この認証手数料について定めた公証人手数料令が最近改正され、これまで一律で5万円だったのがおととし(令和4年)の1月1日から資本金の額に応じて下記の通り3~5万円になりました。

 

100万円未満 3万円

100万円以上300万円未満 4万円

その他 5万円

 

今回、政府の規制改革推進会議にてこの認証手数料の資本金100万円未満の場合の3万円の手数料を半額の1万5000円に下げるという動きになっているようです。スタートアップの促進につなげるため、とのことのようですが、なんというかそこじゃないんだよなー感がすごい・・・認証手数料が改定されてこの2年半、大したスタートアップ促進にならなかったのでしょうか。。それだったら設立登記の法務局への登録免許税15万円(正確には資本金の額1000分の7で計算した額が15万円に満たないとき)を半額7万5000円にする方がインパクトあるし、「よっしゃやったるか!」って起業家の背中を後押しすると思いません?

 

ヤフーニュース(時事通信社) 定款認証、手数料1万5000円に 政府、起業促進で減額 5/31(金) 17:17配信 → https://news.yahoo.co.jp/articles/c2866675a9f858a4f3ec6202a168c0612acb77cb

 

日本公証人連合会ホームページ 会社の定款手数料の改定 → https://www.koshonin.gr.jp/chg_teikanfee

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA