手書きの戸籍、なんと書いてあるか読めますか・・・?

相続の手続きで戸籍を集めていると、戸籍事務がコンピューター化される前の手書きの戸籍を取得することになることがほとんどです。コンピューター化された戸籍に書かれた文字は、指定のフォントで整然と印字されているので「判読不明」な状態のものに出合うことはないはずですが、手書きの時代の戸籍は、当時の役所の担当者により、ハッキリと読めるものもあればクセが強すぎてなんと書いてあるのか読み解くのに時間がかかるものもあります。

 

なんと書いてあるでしょう・・・?

 

上掲の画像の赤枠で囲った部分、一般の方でなんと書いてあるか読み解ける方はそう多くはないのではないでしょうか。私は相続の手続きで何度も手書きの戸籍に触れてきた中で、その文字自体がなんと書いてあるかわからなくても、前後の文脈で定型文として覚えているのでそこに何が書かれているかは理解できるのですが、、、

 

正解は「アリタルニ因リ」と書いてあります。「家督相続の届出があったので」という意味の文章ですね。「アリタルニ因リ」と浮かんできました・・・?

 

手書き時代の戸籍の文字の読み解きは、相続の手続きの中の私のひじょーに地味な楽しみのひとつです(^^)

 

 

 

 

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