事業再構築補助金の申請で政治家の口利きがあった・・・?!

 

コロナ禍の影響を受けた事業者の新事業の開拓や業態の転換などに対して補助金が交付される「事業再構築補助金」という補助金制度があります。この事業再構築補助金の申請において、申請に政治家が関わる「議員案件」があった、と毎日新聞が報道していました。一度申請が通らなかった案件を再度持ち出して「これを通せ」というようなケースもあったとか。

 

正直、うーんやっぱりか・・・という印象です。しかし、例えば少しでも早く○○の許可が欲しいから急ぎで審査をしてもらうよう●●議員にお願いしてみる・・・といった内容なら私のまわりでもまあ聞いたことのある話ですが、補助金って、採択された事業者には現金が交付されるというドストレートの直接的な利益が与えられるものだし、その中でも特に事業再構築補助金って、その名の通りコロナ禍で影響を受けた事業の再起をかけて、認定支援機関とタッグになって時間と手間と多額のコンサル料をかけて緻密な「事業計画」を練り上げて行う申請のはずなのに、、という点で、「これを通せ」というような口利きを議員さんにお願いしてしまう事業者にも私は問題があると思います。。

 

どうしても採択されたい!という気持ちはわからなくはない。けれどなんというか、ただ「現ナマをもらうための申請」のようになってしまっているのではないか。なんか少し前に、事業再構築補助金を何度ももらっている事業者がいて、“補助金漬け”になっていないか?みたいな内容のニュースを見たような気がしたのをふっと思い出しました。

 

ただ単に申請に通るためだけのものではない、緻密な事業計画をもって事業の再起をかけたいと考えている、補助金が本当に必要な事業者には適正に行き渡るような運営を望みます。。。

 

毎日新聞(ヤフーニュース1/12(金) 12:00配信) <コモンエイジ>事業再構築補助金に「議員案件」 政治家から「これを通せ」 → https://news.yahoo.co.jp/articles/b72d05d543a5b0a181e7462371c567deb1a5ea9d

 

 

 

 

 

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