お客様にお渡しする書類は、丁寧に、まごころを込めて。

ようやくここまできた・・・

 

昨年の9月に初回の相談を受けていた産業廃棄物収集運搬業許可の更新手続きのお客様の件、ようやく全ての提出先の自治体の新しい許可証が手元に揃いました。提出先が複数あるので提出先ごとにファイリングしようかと思いましたが、一元管理できるよう幅の広いファイルを用意して、提出先ごとにインデックスをつけて、お渡しする準備が整いました。

 

私は、行政書士にとっての書類はお客様に提供する「商品」の重要な1つの要素だと考えているので、作成した書類の体裁はもちろん、お渡しする際のファイル等にも特にこだわっています。これは私が司法書士・行政書士事務所の補助者だった頃に、A4の書類を三つ折りにする際に指先が切れそうなくらいにピシッと折り目をつけることや端をキレイにそろえることに始まり、お客様に「商品としての書類」をお渡しする際に気をつけるべきことを徹底的にたたき込まれた時の経験からくるもので、基本中の基本のことですが、いつも大切に心掛けています。

 

少し前に、別の行政書士からのチェンジで建設業の決算変更届の作成提出代行を行った際、前の行政書士が作成した前年度の決算変更届の控えを見て愕然としたことがありました。印刷がきれいにできていない(歪んでいる)、手書きの箇所の字が走り書きのように丁寧ではない、作成後に内容のチェックを行えば見落とすはずのない複数の箇所にあり得ない誤記をしている(「福岡県知事」が「福男県知事」となっている書類を見たときはびっくり仰天でした。しかも2行にわたって福男県知事となっていました・・・)、などなど、調べてみると登録年数は大分先輩の先生でしたがよくこんな状態の書類を商品としてお客様に提供できたもんだよなとガッカリしたものです。

 

今後も上記のような悪い見本になることなく、ご依頼いただいたお客様のために、丁寧に、まごころをもって商品の提供ができるよう日々の業務に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

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