大正~昭和のデザインにグッとくる今日この頃・・・
15年以上前に江戶川亂步の初期の短編や中編の作品(赤い部屋、人間椅子、白昼夢、パノラマ島綺譚が特にお気に入り)を初めて読んだのがきっかけだったと思うのですが、作品が描かれた当時の時代背景というか、大正中期から昭和30年代ごろくらいまでの雰囲気が好きになり、リアルタイムにその時代を生きてきたわけではないものの、レトロな建物や、看板や商品のデザインに触れる機会があるといつも心躍っています。
最近またその熱が出てきたようで、上掲の画像の本をAmazonで手に入れ、仕事の合間などにパラパラとページをめくっては癒されています。例えばAppleの商品のような無駄をそぎ落とした洗練された未来的なデザインが嫌い、というわけでは決してない(私はiPhoneユーザーではないのですが、iPodnanoとipodtouchの第7世代はバリバリ使っています)のですが、半世紀以上~100年くらい前の人がその人の手で作ったものに、なんだか余計温かみを感じるんです。
何か事務所で使うものに、大正や昭和のレトロ感を落とし込めないかなと考え中です。。。