何度も読んだ話ばかりでも、古書だと雰囲気がまた違う・・・!【私の読書記録Vol.15】【平凡社 現代大衆文學全集 江戸川亂歩集】

漂う昭和初期の雰囲気・・・

 

15年前書店員だった頃に出合い、今ではすっかり好きな作家の一人である江戸川乱歩。角川文庫がきっかけで、春陽堂の文庫の装丁が気に入って全部集め、お気に入りの作品は何度も読み直したりしたものですが、最近フッとAmazonのオススメに上掲の平凡社の古書が出てきて、思わずポチっと注文してしまいました。

 

屋根裏の散歩者。好きな作品の1つです。

 

奥付け(本の巻末の編集者、発行者、印刷・発行年月日等が記載されているところ)を見ると、昭和二年十月五日發行と書いてありました。ヤケ、シミ、クタリ感、そして当時の仮名づかいが、ページをめくる私を昭和の初めにタイムスリップさせてしまいそうな雰囲気です。

 

収録されているのは短編の作品が多いのでスキマの時間にピッタリです。読むのが楽しみです・・・♪

 

 

 

 

 

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